トランクルームの市場規模は拡大中!現状と将来性を分かりやすく解説

トランクルームの市場規模は拡大中!現状と将来性を分かりやすく解説

トランクルーム市場は世界的に拡大傾向にあり、例えばアメリカでは年約10%、カナダやオーストラリアでは年約4%の伸びが見られています。日本でも同様で、2027年には1,000億円を突破すると予想されています。

本記事では、国内外のトランクルームの市場規模をまとめました。また、トランクルーム市場が拡大する理由や投資対象としての魅力についても解説します。

目次

トランクルームの市場規模

トランクルームの市場規模は拡大しています。株式会社キュラーズによれば、2008年のトランクルーム市場は272億円でしたが、16年連続の右肩上がりの伸びを示し、2024年には848億円に成長しました。

また、同社の調査では、2024年時点のトランクルームの店舗数は14,860店で、室数は調査市場最多となる626,418 室を記録したと報告されています。トランクルームは特別な状況下でのみ利用する施設ではなく、生活インフラの一つとして認知されてきていると考えられるでしょう。

国土交通省の住宅経済関連データ(令和7年度)によれば、住宅の「収納の多さ、使い勝手」に対してやや不満を抱く方は全体の28.0%、強く不満に感じている方は5.1%でした。また、「広さや間取り」に対しては、やや不満と回答した方は18.8%、強く不満に感じている方は2.6%でした。

収納不足や居住スペースの余裕のなさを感じる方が、解決策の一つとしてトランクルームを選ぶ可能性は十分に想定されます。トランクルーム市場の動向について、国内・国外に分けて見ていきましょう。

参考:株式会社キュラーズ「トランクルーム市場、16年連続成⾧で850億円規模に」

参考:国土交通省「令和7年度 住宅経済関連データ 3(2)住宅の各要素に対する評価(不満率)(全国)」

国内市場は拡大傾向

国内トランクルーム市場は拡大傾向にあり、2027年には1,000億円を突破、2030年には1,271億円程度にまで成長すると見込まれています。10年単位で見れば約2倍の拡大で、成長著しいDX分野や再生可能エネルギー市場と同程度と評価されています。

特に注目したいのが屋内型トランクルームの成長です。株式会社キュラーズが調査を開始した2008年時点では屋外型の市場規模が屋内型を上回る状態でしたが、徐々に形勢が逆転し、2024年には屋内型が優勢となっています。

また、トランクルームの市場は拡大していますが、実際に個人で利用したことがある方は1割にも満たないと報告されています。つまり、すでに市場が形成されているのに、9割を超える方が使用していない状態です。成長余地が十分にある産業とも言い換えられるでしょう。

海外市場も拡大が継続

日本国内だけでなく世界でもトランクルーム市場は拡大が見られています。キュラーズによれば、アメリカでは年10%程度の堅調な拡大が見られ、世界最大のトランクルーム市場が形成されています。

トランクルーム市場の発展は、アメリカだけに留まりません。カナダやオーストラリア、ニュージーランドでも年約4%の規模拡大が報告されています。また、イギリスは年約1%の拡大と他の国や地域に比べると伸び率は低調ですが、100世帯に1世帯程度の供給率のため成長余地が大きく、爆発的な拡大が見込まれています。

参考:株式会社キュラーズ「世界のトランクルーム市場と主な会社」

トランクルーム市場が拡大する理由

拡大を続けるトランクルーム市場。オーナーとして関わるなら、安定した稼働率を支える需要要因を把握しておくことが欠かせません。トランクルーム市場が拡大を続ける理由としては、次の事柄が挙げられます。

  • ライフスタイルの多様化
  • 居住スペースの縮小
  • 「おうち時間」を重視する価値観の浸透
  • 増加する法人利用

それぞれの理由について見ていきましょう。

ライフスタイルの多様化

ライフスタイルが多様化したことで、トランクルームの利用を検討する方も増えています。

例えば、シンプルな暮らしを実現したい方なら、モノが溢れた空間は回避したいものです。しかし、日本には四季があり、季節家電や気候に合わせた衣類が不可欠なため、所有するモノは否応なく増えてしまいます。トランクルームを利用し、使用していない家電や衣類を適時収納するのは、シンプルな暮らしを実現するための手段となるでしょう。

また、生前整理や遺品整理へのニーズも高まっています。捨てる必要はないけれど手元に置いておく必要もないモノの収納場所として、トランクルームは選択肢の一つとなるでしょう。

居住スペースの縮小

住宅あたりの延床面積は縮小傾向が見られます。2003年の1住宅あたりの平均延床面積(持ち家・賃貸すべて含む)は94.85平米でしたが、2023年には91.66平米と約3%縮小しました。

居住スペースを確保するためにも、モノを置く場所と暮らす場所を分離したいというニーズが高まっていると考えられます。また、テレワークなどの理由から、一人で過ごすスペースを確保したいというニーズもあるでしょう。トランクルームがあれば、家の外にあるクローゼットや納戸として気軽に利用でき、住宅内をすっきりとさせることが可能です。

参考:国土交通省「令和7年度 住宅経済関連データ 2(1)所有関係別一住宅当たり延べ床面積の推移」

「おうち時間」を重視する価値観の浸透

コロナ禍をきっかけに、おうち時間を重視する価値観が広がりました。家での生活をより充実したものにするためにも、使用しないモノをトランクルームに片付けるという選択肢を選ぶ方も増えています。

また、家で過ごす時間が増えたことにより、家財一つひとつを見直す機会も増えました。「本当に必要なモノだろうか」「近々使う機会があるだろうか」と吟味することで、必要性が高いモノとそうではないモノが明確になります。今すぐ使わないと判断した家財や衣類をトランクルームに預け、限られたスペースの有効活用を図る方もいるでしょう。

増加する法人利用

トランクルームを法人として利用するのは、倉庫業や物流業だけではありません。例えば、スモールオフィスで起業・営業する場合なら、利用頻度の低いモノや商材などをトランクルームで保管するという選択肢も検討できます。

リモートワークの普及により、より小さなオフィスへと移転する事業所もあります。新しいオフィスに置き切れないモノはトランクルームで保管するといったケースもあるでしょう。

市場拡大を支えるトランクルームの進化

トランクルーム市場が拡大した理由としては、増加するニーズに応えるようにトランクルームそのものが進化してきたことも上げられるでしょう。トランクルームに見られる進化の例を紹介します。

温度・湿度の管理

トランクルームは使用しないモノを保管するだけの場所ではありません。大切なモノを保管する場所として、トランクルームが選ばれることもあります。近年、温度や湿度を適切に管理できるトランクルームが増えてきたことにより、酒類や衣類などの取り扱いに注意を要するモノも保管しやすくなってきました。

また、屋内型のトランクルームが増加したことも、湿度・温度の管理がしやすくなった一因と言えるでしょう。屋内型トランクルームの環境は天候に左右されにくく、空調設備を取り付けることで収納物に合わせた管理が可能です。家庭やオフィスでは保管が難しいモノを置く場所としてのニーズは今後も増加すると考えられます。

セキュリティの強化

セキュリティシステムが構築されたトランクルームなら、大切なモノの保管場所としても検討できます。トランクルームのセキュリティは年々強化され、安心して保管できる場所としても認識されるようになってきました。

屋内型なら建物とトランクルームの入口の2箇所で部外者の侵入を防げるため、より強固なセキュリティを実現できます。屋内型トランクルームの増加も、セキュリティ強化に一役買っていると言えるでしょう。

オンライン契約への対応

空き状況の確認から契約まで、オンライン対応が可能なトランクルームも増えています。現地の下見や紙書類による手続きが不要なため、より気軽にトランクルームを利用できます。

また、スマートロックや顔認証システム、スマートフォンアプリを使った施錠・解錠などが導入されたトランクルームなら、24時間いつでも利用することが可能です。利便性と安全性を両立した保管場所としてもトランクルームが選ばれるようになってきたと言えるのではないでしょうか。

サブスクリプション型のサービス

サブスクリプション型のトランクルームもあります。必要なときに必要な期間だけ契約できるため、次のような目的で短期的にモノを保管する場合にも利用できるでしょう。

  • 建て替えや引っ越し
  • 海外赴任
  • 事業所の移転や規模縮小
  • 商材の一時的な保管

短期間のみ利用できるスタイルが普及することで、トランクルーム投資は安定した収益を得られるビジネスモデルとしても成長しています。「富動産をスマートに」を目指すフドスマでは、手間をかけずに安定的な利益を実現する「まるなげ投資」をご提案しています。詳しくは以下から資料をご請求ください。

▶ 資料請求はこちら

拡大するトランクルーム市場と投資対象としての魅力

「モノを一時的に保管したい」「大切なモノを適切な温度・湿度で管理したい」と考える方に適切な場所を提供するトランクルーム。成長産業としての注目度も高く、投資対象として検討している方も多いのではないでしょうか。

フドスマではトランクルーム経営についての無料セミナーを開催しています。高利回りを実現する仕組みや管理・集客に時間をかけない運用モデル、トランクルーム投資を活用した節税方法などについて、わかりやすくご案内します。お気軽にご参加ください。

▶ 無料セミナーはこちら

まとめ

ゆとりある居住スペースを確保する手段として、トランクルームを検討する方も増えています。また、「住宅内にワーキングスペースを確保したい」「子どもの個室を準備したい」などの理由から、家財や衣類などの保管場所を探す方もいるでしょう。

トランクルームを必要とするのは個人だけではありません。スモールスタートで起業する場合や小さなオフィスに移転する場合など、法人の利用も増加しています。実際にトランクルーム市場は成長を続けており、2027年には国内だけで1,000億円を超える規模になると見込まれています。

トランクルーム市場の拡大に合わせて、投資対象としての注目度も高まってきました。トランクルーム投資にご興味のある投資家様は、ぜひ「富動産をスマートに」を目指す「フドスマ」にご相談ください。

「フドスマ」では開業から管理・運営までをまとめてお任せいただける「まるなげ投資」をご提案しています。フドスマの業務内容や物件情報、初期費用、利回りなどについては、ぜひ以下からお気軽にお問い合わせください。

▶ お問い合わせはこちら

目次